刈谷市

刈谷の方より相続に関するご相談

2024年06月04日

刈谷市 相続手続き

遺産分割協議書は作成しないといけないのでしょうか、行政書士の先生に伺います。(刈谷)

はじめまして、私は刈谷に住む主婦です。先月、刈谷の実家に住む父が75歳で亡くなりました。父は病気の回復が見込まれないまま数か月が過ぎていましたので、相続人である私たち家族もいよいよ覚悟していました。ある程度心に余裕があったのか、みんな落ち着いて父と別れることができたように思います。葬儀についても慌てることなく穏やかに見送ってあげられたと思います。その後、一週間程度かけて遺品整理をしました。その際に遺言書は見つかりませんでしたが、葬儀の際に相続人全員が集まったので遺産の分割方法について話し合いました。父の遺産は、刈谷の自宅と預貯金が数百万円のみなので、話し合うというほどの事でもなく、相続人全員が納得した感じです。相続人は家族だけですし、このまま遺産分割協議書を作成しないで遺産分割を終わらせてもいいでしょうか。(刈谷)

遺産分割協議書は、遺産相続手続きのためだけではありません。

遺言書の遺されている相続では、遺言書の内容に従って遺産分割を行えばいいので遺産分割協議は必要ありませんし、遺産分割協議書も作成しなくて大丈夫です。そもそも遺産分割協議書とは相続人全員が被相続人の遺産の分割方法について納得した内容を書面に書き起こしたものです。
遺産分割協議書は遺産分割の際に必要となるだけでなく、相続手続きの際の不動産の名義変更時にも必要となります。
遺産相続は、突然故人の財産が手に入るという非常に稀なケースです。稀ゆえに揉め事に発展しやすく、むしろ本音で主張できるご家族同士の方がトラブルになっているほどです。相続人同士の争い事が起こり、言った言わないとなる前に、内容確認のためにも遺産分割協議書を作成しておいた方が安心です。今後のスムーズな手続きのため、遺産分割協議書を作成しておくことをお勧めします。

遺言書がない場合の遺産分割協議書が必要となる場面

・不動産の相続登記

・相続税の申告

・金融機関の預貯金口座が多い場合(遺産分割協議書がないと、全ての金融機関の所定用紙に相続人全員の署名押印が必要)

・相続人同士のトラブル回避として

あいち相続あんしんセンターでは、刈谷のみならず、刈谷周辺地域にお住まいの皆様から相続手続きに関するたくさんのご相談をいただいております。相続手続きは慣れない方にとっては複雑な内容となり、多くの時間を要する手続きになるかと思われます。あいち相続あんしんセンターでは刈谷の皆様のご相談に対し、最後まで丁寧に対応させていただきますので、安心してご相談ください。また、あいち相続あんしんセンターでは刈谷の地域事情に詳しい相続手続きの専門家が、初回のご相談を無料にてお伺いしております。
刈谷の皆様、ならびに刈谷で相続手続きができる行政書士および事務所をお探しの皆様にお目にかかれる日をスタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。

前妻は相続人になるの?相続専門の行政書士が回答いたします。

2024年01月09日

刈谷市 相続手続き

私には離婚歴があります。私の相続では前妻は相続人になるのでしょうか?行政書士の先生教えてください。(刈谷)

刈谷に住む50代会社員の者です。私には離婚歴があり、現在は内縁の妻と刈谷に住んでいます。前妻との間にも、内縁の妻との間にも子供はいないのですが、私に万が一のことがあった場合について行政書士の先生にお伺いしたいことがあります。

私の相続の際、前妻は相続人になるのでしょうか。前妻に自分の財産がいくのであれば、それを避けることはできますか?私の相続が発生した際の相続人は誰になるのか、教えてください。(刈谷)

ご相談者様の相続の際、前妻は相続人にはなりません。

ご相談者様の相続が発生した際、離婚した前妻は相続人にはなりません。したがって、前妻にご相談者様の財産がいくことはありません。前妻とのお子様もいらっしゃらないとのことですので前妻に係る人物に相続人はいません。ご相談者様の相続が発生した際の相続人は下記の法定相続人の順位をご確認ください。

【法定相続人の順位】

  • 配偶者:常に相続人
  • 第一順位:子供や孫(直系卑属)
  • 第二順位:父母(直系尊属)
  • 第三順位:兄弟姉妹(傍系血族)

※配偶者は常に法定相続人となり、順位が上位の方が既に死亡している場合にのみ、次の順位の人が法定相続人となります。

上記のように配偶者は常に相続人となりますが離婚されている為、前妻は相続人ではなく、現在刈谷で一緒に住まわれている内縁の妻にもご相談者様の財産の相続権はありません。もし、内縁の妻にご自身の財産を相続させたいとお考えの場合には、生前の対策をする必要があります。

生前対策の一つとして内縁者へ財産を遺贈する内容の遺言書を作成する方法があります。こういったご意向の遺言書を作成する場合には、公正証書遺言で作成することで法的により確実な遺言書を作成することができます。

また、前述した【法定相続人の順位】に該当する人がいない場合、特別縁故者に対し財産分与制度を利用することができれば内縁者が財産を受け取ることが可能になる場合があります。ただし、この制度を利用するには内縁者が裁判所へ申立てをする必要があり、その申立てが認められなければ内縁者は財産を受け取ることができません。

刈谷にお住まいで、相続に関するご相談や遺言書の作成についてのご相談ならあいち相続あんしんセンターまでお気軽にお問合せください。初回のご相談は完全に無料でお伺いしております。相続手続きや遺言書作成の専門家が刈谷の皆様の相続・遺言をサポートいたします。どうぞお気軽にあいち相続あんしんセンターの無料相談へお越しください。

相続手続きの必要な戸籍とは?行政書士がわかりやすく解説!

2023年07月25日

刈谷市 相続手続き

行政書士の先生に相談です。父の相続手続きについて、必要な戸籍が分かりません。(刈谷)

刈谷の実家に一人で生活していた父が先月亡くなり、相続手続きを進めています。母は数年前に他界しており、兄弟姉妹がいないため相続人は私一人です。先日、父の預金のある銀行へ手続きに行った際、予め用意していた戸籍が不十分だということで戻されてしまいました。父が亡くなったことが分かる戸籍と私の現在の戸籍を提出しましたが、他に何が必要なのでしょうか。またどのように取得すればいいのかもあわせて教えてください。(刈谷)

相続手続きには、お父様の出生から亡くなるまでの一連の戸籍が必要です。

戸籍を収集すると、戸籍に種類がいくつかあることに驚かれるかと思います。相続の手続きに必要な戸籍はどれなのか、混乱される方も多いでしょう。

相続手続きにおいて必要な戸籍については下記のとおりです。

  •  被相続人の出生から死亡までの一連の戸籍謄本・除籍謄本・改製原戸籍謄本
  •  相続人全員の現在の戸籍謄本

被相続人の出生から死亡までの一連の戸籍を揃えることで、お父様の法定相続人を調べることができます。お父様がいつ誰と誰の間に生まれた子で、兄弟は何人いて、誰と結婚し子供が何人いるのか、いつどこで亡くなったのか、ということが一連の戸籍をよむことでわかります。もしも、お父様に養子や隠し子がいた場合には、その人物にも相続が発生しますので、戸籍の内容を確認することはとても大事な作業になります。

戸籍は本籍地のある役所により管理されています。戸籍の取得はその本籍地のある役所へと請求しますが、直接窓口で取得する以外に郵便での取り寄せも可能です。本籍地が遠方の場合には、郵送で取り寄せましょう。本籍地は、婚姻や転居等で転籍することがありますので、一つの役所で出生から死亡までの全ての戸籍が揃うということはそうあることではありません。一連の戸籍を揃えるためには、戸籍に記載されている内容を読み取り、従前の戸籍を管理している役所へと請求をすることになりますので、正確に戸籍の内容を読み取る作業が必要になります。古い戸籍は手書きのものが多く内容の読み取りが難しい傾向にありますので、戸籍の収集でお困りの場合は専門家へと相談しましょう。

あいち相続あんしんセンターは、戸籍の収集についてのお手伝いも可能でございます。相続手続きは役所での手続きが多くなりますので、平日はお仕事で忙しい方、時間のとれない方などはぜひご相談ください。相続に関するお困り事について幅広く対応いたしますので、まずはお気軽に無料相談へとお越しください。刈谷の皆様からのお問合せをお待ちしております。

 

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